TopCG Version 6.00



Description

【Attacking Phase】

Network Erosion Timer(参照)のフェーズの一つであり、ホストコンピュータの制御を乗っ取られ、
Dividerへ侵入を始め、回線を切断しようとしている状態。

【Capturing Phase】

Network Erosion Timer(参照)のフェーズの一つであり、ホストコンピュータへの侵入に成功し、制御を乗っ取ろうとしている状態。

【Daemon】

各サーバに常駐するデーモンプログラムの事を指す。
CRISIS/DIVIDERでは、BOSSに相当する。

【Definition Cube】

平たく言えば、敵ハッカーの残骸データ。
これを入手する事により、ホストコンピュータで解析してハッカーからの防衛手段として利用する。

【DIVIDER】

DIVIDING-LINK SYSTEM被験者の意識体を指す言葉。
語源は「切り離す=DIVIDE」より。

【DIVIDING-LINK SYSTEM】

人間の肉体から意識体を切り離し、コンピュータ上で再現させるシステム。
被験者の行動=コンピュータ上の処理となるため、高速で複雑な処理を行う事が可能となる。
コピー(複製)しないのは、毎回のDIVIDING行為の経験を被験者にフィードバックさせるためである。

【D.L.S.用Pluginソフト】

DIVIDERデータに添付する事により、DIVIDERに様々な機能を持たせるソフト。
DIVIDERは外からの攻撃(Cracking)に対して無防備なため、Pluginソフトを使う事により安全性を高めるために作成された。

【Genes】

研究所の職員が[対NEO-DIVIDER]として急拵えに改良を加えたD.L.S.用Pluginソフト。
今までは外敵からの防御を目的とした物であったが、これに任意攻撃機能を付加した。
語源は、遺伝子[Gene]。

【Hacking Phase】

Network Erosion Timer(参照)のフェーズの一つであり、ホストコンピュータに侵入を試みている状態。

【Interupt】

何者かがDIVIDERの接続回線に浸入してきた状態。
語源は、コンピュータ用語の割込命令の事。

【Leona】

後にNEO-Divider事件として伝えられる事件の主犯。
この人物は、戸籍上存在せず、実際に姿を見た物も居ないと言われている。
(幾つかの目撃証言はあるが、どれも特徴としてチグハグであり、信憑性に欠ける。)

その本当の姿は、PC-T4とほぼ共通の遺伝子構造を持つ人工的に作られた人間。
但し、PC-T4とは違い 正式名称コードは、「PerfectChildren-type T,Generation 4,model 354」であり、
PC-T4にとっては姉とも言える存在。

【NEO-DIVIDER】

D.L.S.のホストシステムを狙うハッカー集団が名乗ったハンドル。
集団と書いてあるのは、同時に複数の地点から攻撃を受けたからであり、実際は一人という事もあり得る。

【Network Erosion Timer】

[NEO-DIVIDER] がホストコンピュータを乗っ取るまでの予定時間であり、これが0秒になるとホストコンピュータは [NEO-DIVIDER] に制御を奪われる。
関連項目 → Hacking Phase/Capturing Phase/Attacking Phase

【PC-T4】

PCPにより人工的に作られた少女であり、[CRISIS/DIVIDER]の主人公。
[PC]は[Perfect Children]、[T]は「Tele-pathiest」(意志伝達能力)の略称であり、その第4段階の子供として創造された。
正式な識別コードは、「PerfectChildren-type T,Generation 4,model 573」
PC-T4もその課程で作成された実験体だったが、遺伝子レベルでの欠損が確認され、廃棄処分される。
彼女には秘められた名前が存在するが……

【Perfect Children Project】

極秘裏に進められていた遺伝子操作により完璧な子供を創るプロジェクト。
幾つかの天才因子を埋め込む事により、知能・運動能力・超能力等、様々な能力が通常より高い子供を創造する事には成功しているが、まだ完成には至っていない。
子供たちの許容量を超える膨大な能力は、逆に子供たちの精神力を蝕み、自我崩壊する事が多かった。
また、遺伝子レベルでの欠損も確認されており、まだ発展途上の計画である。
ここで、失敗作の烙印を押された者が [DIVIDING-LINK SYSTEM] の実験体として流用されていた。
これは科学者達が子供達をモノとして扱っている事を表現したくて、敢えて流用と表現しています。

【Phychological Damage】

主人公[PC-T4]の精神ダメージ。
敵からの攻撃を受けるだけでなく、緊張状態に陥るだけでも、僅かずつであるが蓄積されて行く。
精神ダメージが臨界点を超えると、肉体にフィードバックし、精神崩壊もしくは脳障害や四肢麻痺等の症状を引き起こし、
最悪の場合、廃人/植物人間状態に陥る。

【Roam】

D.L.S.の実験の際、強制的にシステム側から、接続を切られた者達の総称。
肉体は生きる屍と化すが、精神はネットワーク内に取り残された状態になる。
その者達は、ネットワーク内で自我を持ったデータとして彷徨い続ける事になる。

Leonaもこの状態になっている。

【Server】

【CRISIS/DIVIDER】の世界での【ステージ】を示す。